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Software Products - RSB

 

開発プロセス自動化管理ツール(RSB 管理システム) 


まず、開発業務では各担当者がそれぞれ作業を行うため、工程や仕様の共有が欠かせない。しかしな がら、言語や組み立てを言葉のみで共有することは難しく、資料と合わせて実際にコードやシステムを 見て確認することとなるが、これに非常に手間が掛かる。また、これにテレワークや遠隔地でのテス ト、実装が関わってくると一段と複雑な作業となる。 そこで、補助事業では、開発業務で重要な要素である Release 管理、Bug 管理、ソース管理をサポー トする「RSB 管理システム」を開発・提供する。

 

Release 管理:プログラムにおける企画、設計、工程、テスト、実装、管理の流れのこと。 各フェーズにおいて、複数の担当者が関り、  

顧客との調整もあるため、密な打ち合わ せが必要となる。

Source 管理:ソースコードを管理することで、担当者が最新のコードで作業をしていることを確認 し、工程の重複や不適合を防ぐ。 Bug 管理:プログラムの Bug(不具合)を把握し、修正を行う。 複数の担当者は横断的に対応することが多いため、情報共有が必要。

 

 前述の通り、IT 業界は拡大することが見込まれている。その中、新型コロナウィルス感染症を受け、 NTT 東日本の調査(https://business.ntt-east.co.jp/content/telework_start/introduction/rate/) によると、情報通信分野の 50%以上がテレワークを実施している状況となっている。当社の調査では、 開発業者では 85%がテレワークを実施しており、前述の問題を抱えている。 そこで、当社が開発を目指す「開発プロセス自動化管理ツール(RSB 管理システム)」により、遠隔 での開発作業の円滑化を図る。この取り組みはウィズコロナに沿う取り組みであると自負している。 

 

 

RSB 管理システム導入後、プロジェクトコスト削減の箇所

 

 

 

 

RSB導入前作業方式(工数高く)

RSB導入後作業方式

RSB導入前後工数変化

在宅勤務,リモート開発に対応

在宅勤務,リモート開発に  対応できない

2020年新型コロナウイルスの流行期間中、在宅勤務のプログラマが行ったコーディングに対し、別の在宅勤務テスターが実施したテスト結果を同システムに反映することができ、コーディングを行ったプログラマにBugの修正箇所、Sourceの登録、Releaseアプリケーションなどの情報を共有化する機能を実現することができます。

プロジェクトコスト削減

Bug管理システム化

Bug票、Bug台帳に対し、紙で管理困難

BugシステムでBug管理し易い

プロジェクトコスト削減

Release管理システム化

大規模なシステムでは、マルチプラットフォーム環境におけるOSやアプリケーションの開発が混在し、プロジェクトごとに開発環境の管理やRelease方法が異なり、属人的な対応も多く、さまざまなミスが発生しやすい状況が多く見受けられます。

Release管理自動化、Releaseアプリケーションなどの情報を共有化、Release履歴を検索やすい

プロジェクトコスト削減

Sourceバージョン管理システム化

Sourceバージョン管理の不備に起因するトラブルをはじめ、Release時の準備ミスやRelease作業時のミスから障害が発生すると、運用工数の増加だけでなく、エンドユーザーに提供するサービスに多大な影響を与えることもあります。

Release&Sourceバージョン管理サービスは、バージョン管理、配布など、ソフトウェア修正に必要な機能を統合し、オールインワンで提供する当社独自の運用管理システムです。オープン系サーバーのRelease運用、資源管理の品質を向上し、運用負荷を軽減します。

プロジェクトコスト削減

アプリケーションのバグの解決について

ソフトウェア開発のコストの約 80% は、アプリケーションのバグの解決に費やされています。

 RSBは、バグなどの問題の解決を加速するのに役立ちます。 

プロジェクトコスト削減

自動車向けソフトウェア開発テストプロセスの例

各ソフトウェアモジュールの開発が完了すると、統合エンジニアが手動で開発済みのソフトウェアパッケージを全体のソフトウェアプロジェクトに統合する必要があり、ソフトウェアの複雑さが向上するにつれて、手動で大量の統合、コンパイル、テストを完了する必要があります。また、パッケージ全体の構築が完了した後は、エンジニア(出張する必要)が手動で車両の特定のコントローラに渡して、人工出張連携調整テストを行う必要があります。

エンジニア(出張する必要)が手動で車両の特定のコントローラにの携帯伝達の必要はない、RSBはインターネットを通じて自動的にコードを異地試験場内の試験車両に配布し。テスト後の問題については、RSBはインターネットを通じて、開発者の端末コンピュータに自動的に返信されて修正します。人工出張の携帯伝達を行う必要がありません

出張コスト削減

 

 

 

 

RSBシステム全体構成

 

 

 

 

当社のRSB 管理システムの全体構成は、Release 管理、Source 管理、Bug 管理の三つのサブシステムで構成 されており、


この 3 つのサブシステムが相互に連携して機能する。また、この 3 つのサブシステムは単 体ツールとしても運用することができる。


 R:Release 管理サブシステム 
全てのテスト工程が終わり、システムが開発完成した段階で本番 Release が実施される。本番 Release は開発環境(自社で動作を確認するために作った環境)で動かしていたプログラムを本番環境(実 運用で使う環境)にアップロードすることである。開発環境から本番環境への移行には、Release 申請、 Release 承認、変更 Source の履歴の取得、コンパイル、テスト&チェックを経て Release と、多くの作 業を慎重に進める必要があり、Release 管理サブシステムで厳密な管理が必要となる。


① リリース作業者は必ず本番環境へ Release するための(プロジェクト管理者と品質管理担当に)申 請作業を行う。その後、プロジェクト管理者と品質担当者の許可を得る必要が有りる。


② Release 対象資源(Source ファイル、データベース内の初期化データ)準備 


③ Source ファイルをサーバへ Release 操作


④ Release 結果を登録、稼働環境管理 


⑤ Release 台帳を登録、成果物管理 

 


S : Source 管理サブシステム 
ソフトウェア開発における Source コード(ファイル)の変更履歴を管理することである。各 Source コードファイルのバージョンはデータベースに保管し、Source コード(ファイル)の作成日時、ファイ ルサイズ、変更日時、変更点などの履歴を管理することで、変更内容の確認や変更前の状態への復元な どを行うことができる。 


B : Bug 管理サブシステム 
BUG 管理システムは BUG の収集、対応、検証を自動的に管理するものである。 これにより、マネージャは、プロジェクト Bug 分析、Bug 追跡プロセス、品質問題の展開、リソース 調整、プロジェクト管理の核心的な問題に完全に集中することができ、プロジェクトの効率と品質を向 上させることができる。Bug 管理サブシステムがない場合、通常、開発担当者とテスト担当者の間で紙 の Bug 票(故障処理票)をやり取りするので、非常に不便である。 

 

 

解決課題:
1)本システムは リモートワークや在宅勤務の課題を解決する。RSB 管理システムに登録すること で、別の在宅勤務の開発担当者は RSB 管理システムを確認することで、SOURCE を修正することができ る
2)本システムは 開発プロジェクトの工程におけるペーパーレスを実現し、すべてのデータをシス テムにて管理することができる。 3)本システムを導入することで開発効率を向上させることができるため、プロジェクト管理コスト を削減することができる。

そして、本システムは高機能かつ高い自由度を有し、あらゆるシステム、プ ロジェクトに反映させることができる。これによりプログラム品質の向上と共に、お客様の満足度を向 上させることができる。

①アフターサービス・コンサルティングサービス

②開発プロセス自動化管理ツール(RSB 管理システム)の導入や、その他開発に関わる専門的な分 野、事業遂行に関する総合的なコンサルティングを行う。このようなコンサルティングサービスは他に 見付けることができず、新規性の高い取り組みと考える。また、競合が参入してきたとしても、RSB 管 理システムや豊富な実務経験を有する当社は、先発優位性も相まって有利に事業を展開することができ ると考える。

当社のコンサルティングサービスは以下の段階で進める。

1)分析・ヒアリング 開発事業者が抱える課題や経営戦略等を聴取し、改善するべき課題を探す。なお、このコンサルティ ングサービスは RSB 管理システムの導入を前提とするため、以降のコンサルティングサービスは RSB 管 理システム内で実施する。つまり、以降は対面の必要がなく、しかもコードやシステムを直接見ながら 支援を行うことができる。 

2)提案・プレゼンテーション 分析結果から得た、開発事業者の課題解決に必要な対応の提案を行う。対応の必要性、対応方法、等 を具体的に説明する。 

3)マネジメント 開発事業者と決めた対応を実行する。その過程において適宜、報告、調整、修正を行う。 当社のサービス体制として、一社一名の担当制とする。 そして、この担当者が顧客との連絡や調整、状況把握、対応を行う。適宜、上席がサポートに入るこ とで、サービスの均一性、高品質を保つ。また、社内事務スタッフにより、各種資料作成を行い、担当 者は顧客支援に専念することができる。 なお、開発事業者が対応できない案件が生じた場合、一部や全体を当社で請け負い、顧客企業と共同 対応することも可能である。これにより既存事業にも正の影響を当たることができる。

 

 

見積連絡先:ces@cescn.jp

作成日:2023-05-15